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報告

第二回推進委員研修講座を実施しました

10月21日(木)10:00~11:30教育センター研修室1,2
テーマ:すべての子どもが輝く学校をめざして
講 師:矢木 克典(大阪薫英女学院中学校・高等学校企画広報部 参事)
会場参加13名・ZOOM参加44名

矢木先生が豊中での教職員生活の中で、多くの子どもたちとの関わりや取り組みについて、お話をお聞きしました。
「障害」の捉え方について図で説明されました。病気や変調から機能障害➡能力障害➡社会的不利につながるそうです。支援教育の視点からは子どもを理解することで授業が成り立っていく。「困った子ども」ではなく「困っている子ども」。「気になる子ども」ではなく「気にしてほしい子ども」。「できない子ども」ではなく「できない状況におかれている子ども」であると理解することが大切です。持っている能力を引き出してあげることが大切。またユニバーサルデザインを取り入れた授業づくりは、見てわかる教材をたくさん取り入れたり、内容を単純化することによって誰にとってもわかりやすい授業になります。等、お話され、インクルーシブ教育の大切さを学ぶことが出来ました。

【参加者アンケート】

・出来ないことに注目するのではなく、どうしたら出来るのかを考えたり、出来た時に誉める事、その子の良い点を見つける事、をしていきたいと思いました。 とても良い研修会でした。ありがとうございました。

・支援教育についてこれまで改めて考える事がなかったのですが、今日のお話を受け、考えるきっかけとなりました。全ての人が通いやすい学校になれば、と思いました。お話、ありがとうございました。

・子供が学校でユニバーサルデザインを学びよく口にするようになりました。私も今回の講座を拝聴して勉強になりました。子育てしていく上でも学びが多い講座でした有難うございました。

・発想の転換、視点を変えることの勉強になった。思い込みを捨てていきたい。子育てにも活用できる大変貴重なお話でした。