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報告

第二回推進委員研修講座を実施しました

日  時  令和4年(2022年)10月13日(木)午前10時~11時30分
場  所  豊中市教育センター 研修室1、2(阪急蛍池駅直結 ルシオーレビル6階)
タイトル  LGBTとジェンダー・セクシュアリティをめぐる人権課題
講  師  仲岡 しゅん さん(うるわ総合法律事務所 弁護士)

仲岡しゅんさん(うるわ総合法律事務所 弁護士)

 会場参加 26名 ZOOM参加 45

【原稿】機関紙より。

トランスジェンダーとは、出生時の性別とは異なる性別を自身が認識して生きる人のことで、性別移行した人の呼び方です。性同一性障害とは医者の診断上の名称です。

当事者の経験として、ふつう()の男の子だった頃の小・中学生時代にゲイ?(対象が女性ではない)と気づいたこと、しかしそれを隠して女性を好きなふりをしていたこと、もやもやしていた大学時代、公民館でトランスジェンダーの仲間づくりの会に参加して今につながっていく、などの話をお聞きしました。デリケートな話でありながら、当事者からストレートに話をされることで、わかりやすく伝わってきました。セクシャルマイノリティ(LGBT等性的少数者)だけでなく、障害者も在日外国人も数が少ないから、いないことにされてしまう。多様性を知って感じとることが大切だということを学びました。

【参加者アンケート】

・講師仲岡先生の話にひきこまれました。LGBTの話でしたが、社会で当たり前とされているきまりが自分で選べたり、決めたりできるようになれば多様性にとんだ個性豊かな社会になる気がしました。

・一人一人ちがっていることはあたり前という事を再確認しました。いろいろな子ども、大人がいるが、小さいうちから正しいことを身につけることが大事だ、大人が正しいことを子どもに伝えていきたいと思いました。

・高校の現場では、なかなか本音とたてまえがあって、厳しいなあと思わされました。反面、仲岡先生の姿勢には感嘆しました。